カメラ
これは、仕事用カメラ。

ここ数年でスチル写真は、ほとんどがデジタル撮影に置き換わった。雑誌の取材依頼などでフィルム撮影を指定された場合か、35mmよりも大きなフォーマットで撮影する場合のみ、稀にフィルムを使う程度だ。

デジタル撮影移行への切っ掛けは2002年初頭に購入したNikonD1X。その後、2004年3月にはNikonD70も追加購入した。また、ストロボの互換性の問題から、2004年秋からは、父からの借り物のNikonD100も、主に自動撮影用に使用している。2005年5月にはNikonD2Xを、同じく12月にはNikonD200を購入した。

フィルム撮影では、NikonF100が使用頻度の最も高いボディ。それ以前は、NikonF4sをよく使用していた。古いレンズでもほぼフルスペックで使用出来るのと、ダイアル&レバー操作はとても便利だったと今も感じる。

かつて昆虫撮影で、長く愛用してきたシステムが写真左上。メインボディは、Nikon FE2。必要充分な機能だけを備えていて、余計なお節介機能がないのが最大の魅力。計3台のボディを使い回してきたが、シャッター機構がやや弱く、定期的に修理を必要とするのに、メーカーによるメンテナンスが終了してしまった・・・と嘆いていたところにNikon FM3Aの発売!!これで当分はボディの心配がなくなった!と思ったものだが、既に銀塩カメラの時代に終わりを告げようとしていた・・・
レンズは、ELICA SUPER MACRO 90mmF2.5。レンズ単体で撮影倍率X1.25が得られるのでとても便利!さらに専用クローズアップレンズで、X2.5、X4にもなる。これで、ベローズの出番も激減した。数少ない欠点は、実質の被写界深度が浅いこととカラーバランスがやや青カブリすること。オートフォーカスは要らないが、電子接点とROM基盤を内蔵したデジタルボディ対応タイプの発売に期待したい。
ストロボは、SUNPAK B3000Sのツインヘッド改造品。このセットではTTLオートストロボは使用せず、あくまでもテスト撮影データに基づくマニュアル露出 で撮影する。そのためには、マニュアル発光で光量可変タイプのストロボが不可欠。だが、最近ガイドナンバー26mクラスの小型軽量タイプでこの機能を持ったものがすべて製造中止となってしまい、頭が痛い・・・
(過去の遺物のような表現になっているが、現在でも最も美しく昆虫を撮影するためには、このシステムが優秀なことに変わりはない)

レンズは、8mm円形魚眼・12-24mm超広角ズーム・14mm超広角から500mm超望遠まで計70本前後。
中版サイズは、PENTAX645とYOKE69。4X5は、YOKE45。

これは、趣味のクラシックカメラたち。と言っても自分で買う趣味はない。どれも貰いもの。小学校の恩師から、大学の恩師から、祖父の形見、某廃棄備品救出などなど。左から、Leica IIIF,Canon P,Nikon S2,Nikon F。特に、Nikon Fは私の生まれた年に発売され、カメラ王国日本を築く礎となった機種だけに想い入れが深い。今後、是非頂きたいカメラは、Nikon SP!(無理だろうけど?)

ちなみにトップページのクラシックカメラは、父所有のハンザキヤノン。

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最後に、最近は仕事の大半を占めるビデオ撮影用のカメラたち。

メイン機材は、2006年4月に導入したXDCAM HDビデオカメラ、SONY PDW-F350L(写真左上)。いよいよ、メイン機材もハイビジョンカメラとなった。一度、ハイビジョン(HD)クオリティに移行してしまえば、二度とSDクオリティには戻れない。さらに、XD CAMはテープレスの光学ディスクを使用したタイプ。
それまでは、2003年3月に購入したSONY DSR-570WSL(レンズ:Canon YJ19X9B IRS)を3年間使用した(写真下左)。
しかしどちらの機種も、三脚、予備のバッテリーなどシステム一式の総重量は30kg近くに達し、助手なしの単独撮影での限界なのも事実。

上中央は、2006年12月に購入したSONY HVR-V1J。DSR-PD170のHDV版後継機種とも言えるサイズと重量だが、ソニーでは初めての20倍ズームレンズを搭載(厳密には民生版のHDR-FX7が初)しているのが魅力だ。
上右は、虫の眼レンズを装着した小型HDVビデオ SONY HDR-HC1(2006年5月購入)。小型軽量なのは申し分ないが、CMOS単板の故か低光量下では色乗りが悪く、絞り形状が菱形のためボケ味が悪いのが難点。

下中央は、2005年1月に購入したSONY DSR-PD170。DCR-VX2000の後継機種の業務版。
下右側の3台は、左からSONY DCR-TRV900(2台購入)、 DCR-VX1000、DCR-VX2000だが、ほぼ現役から引退状態。

1995年にVX-1000の発売によりDV規格が登場したとき、民生用機種でも放送用に使えるクオリティの映像が撮れるようになったことに驚いたが、現在はさらに同じテープを使いながらハイビジョンクオリティになったのだから、凄い時代になったものだ。


ザック.......

お店が開けるほどたくさんあるカメラバッグ・カメラザックの中で使用頻度の高いのは、DOMKE Outpack(左)とTAMRAC777(右)の2種類。
DOMKE(ドンケ)は、とにかく背負っていて、重さを感じさせないスグレもの。機材の出し入れもとてもし易い。唯一の欠点は厚みがやや足りないこと。
TAMRAC(タムラック)も、背負ったときの重量バランスがいい。両サイドにグレゴリーのサイドポケットを無理矢理に付け、中のパーティションを全部取り去っている。その代わりに、各撮影セット毎にパッキングしたインナーバッグを3個入れられるようにしている。この方式だと、撮影目的に応じてすぐに中身を組み直せるので便利。ちなみにモスグリーンの丸味を帯びた本体に、必要なコンテナを入れ換えるところから、「サンダーバード2号」と呼んでいる(同世代でないと解らないネタですね?)。




中古のS46年型コロナに3年乗った後、81年に念願の4WD&新車のスズキジムニーを購入。以降、4台のジムニーを平均3年間で乗り潰した(年間走行距離約20,000Km以上)。

上段右から左に、初代ニュージムニー(550cc2ストローク26ps.エンジン/SJ30/~84年9月57,398km走行)。
2代目ジムニー(同じ排気量ながら2ps.アップして28ps./SJ30-3/~89年2月74,719km走行)。
3代目ジムニー(550cc4ストロークインタークーラーターボ/JA71-3/~92年7月80,942km走行)。
4代目ジムニー(660ccインタークーラーターボ/JA11-2/~94年7月43,642km走行)。
下段右は、2005年3月西表島での撮影のために、中古(93年型/JA11-3)のジムニーを購入し5代目となる。奇しくも、4代目ジムニーと同型式、同色だが、初のオーマチック車(歴代ジムニーでも初代のAT仕様車)。
下段左は、2007年4月に2代目の西表島取材用の中古車(02年型/JB23W)を購入し、ジムニー全体では6代目となる。エンジンはDOHCとターボの組み合わせで660ccの排気量ながら64ps&10.8kg�m/3500rpmのパワー。また、登録がこれまでの貨物車から乗用車になり、保険料が高くつくようになったのが痛い。パワーウィンドー&パワーロック機構は、これまで乗ってきたジムニーでは考えられない近代装備に感じる。

確実に進化を遂げているジムニーだが、オフロードでいちばんパワフルな走りをみせてくれたのは、2ストロークエンジンのラグタイヤを履いた初代ジムニーだった。山に行くまでの高速道路では、泣かされたが・・・(なにしろ、90Km/h程度しか出ない。エンジン音がうるさく会話も出来ない)

ジムニーを4台で卒業して、やはりスズキのエスクードに乗り換えた。エスクードを選んだのは、本格ラダーフレーム構造で、全長4m未満のため。これは、離島の多い沖縄では重要なポイントで、フェリーに乗せる時に、軽自動車と同じ料金で済む。しかし、現行バージョンは4mを上回り、あのパジェロもモノコックになり、ユニフレーム構造のチェロキーの存在を考えると、もうこの選定基準は無意味なのかも・・・?
そして、2007年3月末に購入したエスクードは、ビルトインラダーフレームのモノコック構造、フルタイム4WDとなった。全長も4.4m。車内の静粛性に優れ、RVやSUVというよりも高級セダンのようだ。

左から、初代エスクード・ノマド5ドア(1600cc16バルブ/93年型TD01W/~97年6月72,024km走行)。
2代目エスクード・ノマド5ドア(1600cc16バルブ/96年型TD01W/~2000年7月63,173km走行)。
3代目ニューエスクード5ドア(2000ccDOHC/2000年型TL52W/~2007年3月127,374km走行)。
4代目エスクード5ドア(2000ccDOHC/06年型TD54W)。

2007年4月末現在


テント

テントは、モンベルのムーンライトシリーズを愛用している。そのネーミングの由来の�月明かりの下でも組み立て�が可能と唱っている、設営・撤収のし易さと居住性のバランスが魅力だ。
メインは、III型(写真右手前)とI型(写真左奥)で、本体は通常タイプと夏用メッシュタイプの2種類をそれぞれ用意している。また、撮影用にも流用出来るように、オプションのカモフライを使っている。
最近、新しく発売されたII型も購入してみた。だが、使用時の広さはI型に近く、重さはむしろIII型に近い設計のため、どの辺りに存在価値を見出せるかは、しばらく試用してみないと解らない。また、同シリーズのV型も持ってはいるが、ほとんど使用したことがない。

さらに最も使用頻度の高いテントが、下の写真のエスクードのルーフに搭載したマジョリーナを使用状態に組み立てたところ。と言っても、ものの1分程度で組み立て作業は完了する。中はセミダブルベッドサイズのマットレスが敷かれていて、快適そのもの。ただ、イタリア製で雨には弱く、防水加工を全部やり直した。

テント生活での恐怖:最初のころは、車の中で寝ていた(ジムニー時代)。すると、ウィンドウの外の暗闇に見えてはいけないモノが見えそうな恐怖が・・・。次に地上にテントを張って寝ることにした。確かに外は全く見えない。だが、薄いテント地を通して周囲の音がよく聞こえる。「今のはいったい何の音?!」といった見えない恐怖が芽生えるようになった・・・。そして、究極の車載テント。「これで完璧だ!」と思ったのだが、実は第三の恐怖が・・・。「サイドブレーキちゃんと引いたよなぁ?」


Mac

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初めてMacを購入したのが、1995年の初代(厳密には第1.1世代?)Power Macintosh 7100/80AV。そのときは、こんな高いモノ買って、いったい何が出来るんだと思っていたのに、その後、年1台ペースで買い続けている・・・。まぁ、画像処理が主なので、1年経った新機種は同じ作業の処理速度が2分の1になるのだから!、と自分に言い聞かせている・・・

その後、デスクトップ型では、Power Macintosh8500/180(G3にアップグレード)、Power Macintosh G4/450(AGP)。ブック型では、PowerBook1400cs/133(G3にアップグレード)、PowerBook G3/500(Pismo)、PowerBook G3/400(Pismo)を経て、現在のシステム。

デスクトップタイプは、MacPro2.66GHz(5GBメモリ搭載)とPower Macintosh G4/800Dual(QuickSilver)を1台のモニタで使用している(写真上段)。

プリンタは、EPSONPM-7000C(~A1ノビ)、PX-G5000(~A3ノビ)(写真上段右)、PM-G730(~A4)。
退色保存性に優れた顔料系インク使用の機種が多くを占める状態だが、アイロンプリント用紙に対応していないので、染料系インク使用のPM-3300C(~A3ノビ)とPM-G730も使用している。

モニターは、AdobeRGBにほぼ対応したMITSUBISHI RDF225WG(CRT22インチ)。さすがに、一見してsRGBモニターとは鮮やかさが異なる。特にグリーンの鮮やかさが目に染みるような感覚(写真上段右の中央)。
スキャナーは、フラットベッドがEPSON GT-X800 (写真上段右の右端)。フィルム用が、Nikon SUPER COOLSCAN 8000ED(写真上段右の左下端)。

ブックタイプは、2005年5月に購入した4代目のPowerBook G4 15" 1.67GHz(写真下段左)。メモリを1.5GB載せている。一眼レフデジカメNikonD2Xを購入したら、専用画像ソフトがOS Xでなければ使用出来なかったため、OS Xをストレスなく使用出来る環境としてこの機種を選んだ。初めてのOS X専用機。SuperDrive搭載で、DVD制作も可能な高性能機だが、その放熱は亜熱帯沖縄向きではない・・・
2006年6月にPowerBookが故障したため、バックアップマシンとしてiBookG4 1.42GHz 14.1”も購入した(写真下段右)。

よく使うアプリケーションは、まずなんと言ってもPhotoshop7。そして、Final Cut Pro5、Toast6 Titanium、FileMaker5、MS Excel2001&2004、MS Word2001&2004など。最近、Illustrator、Premiere、QuakXPress、PageMakerはほとんどご無沙汰状態。
通信環境はEudora6.2とSafariをメインに、事務所ではBフレッツ(マンションタイプ)、撮影や出張先ではFOMA経由で。ちなみにこのサイトはGoLive6による。

Mac OS9を永年使い続けてきたが、2005年5月にやっとOS Xも使い始めた。

2006年11月末現在


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