南島漂流記
2004年3月後
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2004.3.31
今日は心地よい陽射しが降り注いでいます。長袖と半袖の過渡期のような陽気の中、目に付くようになってきたのがノアサガオの花。冬にも見られますが、やはりこれくらいの気候のほうがのびのびと咲いているように映ります。 |
![]() ノアサガオの花 NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED PL-Filter |
![]() ヨウテイボクの花 NikonD1X Sigma105/2.8 Macro Speedlight |
2004.3.30
朝方は薄日も覗いていましたが、昼前からまた雨が落ち始めました。どうもはっきりしない天気が続いていますが、沖縄でも菜種梅雨という表現はあるのでしょうか?10年振りの夜間断水は当面延期になりましたが、どうせ降るのなら、亜熱帯の梅雨らしくもっとメリハリ付けて降ってくれないものかと思ってしまいます。つまり、思いきって降るか晴れるかのどちらかにして欲しいと・・・ |
2004.3.28
山原(やんばる=沖縄本島北部)に生息する天然記念物16種に名を列ねるイボイモリ。扱いは沖縄県指定ですが、種としての歴史の古さはトップクラスです。何しろ、数千万年前の地層から余り変わらない姿で化石が出るのだそうですから。所謂、「生きる化石」という存在です。 |
![]() イボイモリ NikonD1X Nikkor10.5/2.8 Fisheye speedlight |
![]() ビロードツリアブを捕らえたオキナワアズチグモ NikonD1X Sigma105/2.8Macro Speedlight |
2004.3.28
そのもうひとつ撮影したかったのが、このシーンです。春先だけに出現する、金色の毛に覆われたビロードツリアブ。いつもは忙しくなく飛び回って、なかなか落ち着いて撮影させてくれないのですが、珍しく近付いても逃げないで、センダングサの花でじっとしています。「これはちょっと普通の状態ではないな」と覗き込んでみると、「やはり!」オキナワアズチグモに捕食されていました。 |
2004.3.28
ここ1週間、はっきりしない天気が続いて、新緑の季節を迎えている山原(やんばる=沖縄本島北部)の撮影がなかなか実現出来ないでいました。今朝は目を覚ましてみると、心地よい陽が射しています。快晴というわけではありませんが、今日の天気はなんとか持ちそうな気がして、朝から山原に出掛けました。 |
![]() オオシマオオトラフコガネ黒色型 NikonD1X Sigma105/2.8Macro Speedlight |
![]() モクマオウの花 NikonD1X Sigma105/2.8 Macro Speedlight |
2004.3.27
今日は小雨どころか本降りの一日となりました。北部の水源地にもまとまった雨が降り、明後日から予定されている給水制限が回避されるとよいのですが。 |
2004.3.26
今日は小雨のパラつく一日となりました。新緑の山原(やんばる=沖縄本島北部)の撮影はなかなか実現出来ません。そろそろ、来週分のTVの素材の仕入れもしないとならないのですが、週間天気予報は、傘と雲マークばかり・・・ |
![]() 色付き始めたカンヒザクラの実 NikonD1X Sigma APO180/3.5 Macro Speedlight |
![]() 吸汁するタイワントゲカメムシ NikonD1X Sigma APO180/3.5 Macro Speedlight |
2004.3.25
朝のうちは陽射しも覗き、今日は期待が持てるかとしれないと撮影の準備をしていたところ、昼前から厚い雲が広がってしまいました・・・ |
2004.3.24
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森は、新緑に輝く一年で最も美しい季節を迎えています。天気のよい日を選んで、その光景を存分に撮影したいのですが、なかなか好天に恵まれません。出来れば、電気工事などに使うバケット車をレンタルして、ビデオのクレーン撮影をしたいのですが、その費用を考えると、確実に好天の日を選ばなければなりません。 |
![]() ノウゼンハレン NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 |
![]() モモタマナの芽吹き NikonD70 Sigma18-50/3.5-5.6 Speedlight |
2004.3.23
いろいろな樹木の芽吹きラッシュですが、今日はこのモモタマナ。あるいは、コバテイシと呼ばれることもあります。枝が横方向が伸び、大きな葉を広げるので、影を作り易く、沖縄では盛んに植栽されています。 |
2004.3.21
山原(やんばる=沖縄本島北部)の森では、いろいろな花を楽しむことの出来る季節です。ついつい、鮮やかな花に目を奪われがちですが、亜熱帯には少ない針葉樹にも花が見られます。例えば、このリュウキュウマツ。 |
![]() リュウキュウマツの雌花? NikonD1X Sigma105/2.8 Macro Speedlight |
![]() アオバナハイノキ NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED X1.4Telecon PL-Filter Speedlight |
2004.3.21
昨日は雲が厚く余り撮影日和ではなかったのですが、今日は昼間だけは晴れ間が覗く予報。朝早くから山原(やんばる=沖縄本島北部)に出掛けました。狙いは、アオバナハイノキの花。今月16日に紹介したクロバイの同属近縁種で、和名のとおり青紫色の花を着けます。満開になると、木全体がこの色に覆われ、黄緑、黄色、白などに構成されている新緑の山並の中で、一際華やいだ存在となります。 |
2004.3.20
沖縄本島中部、事務所の周辺のハゼノキが、芽吹きの季節を迎えています。新しい葉と花芽が一斉に伸び始め、春らしさを感じさせてくれます。一方で、同時に紅葉した葉も、まだまだ枝にしがみ付いています。さらに、よく探せば、ところどころに昨夏に実を着けていた名残りの柄も残っています。いろいろなシーズンの痕跡が同居している状態ですが、これはもしかすると亜熱帯に分布するハゼノキ特有の姿なのかもしれません。 |
![]() ハゼノキの芽吹き NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 |
![]() ルリハコベ NikonD70 Sigma105/2.8 Macro PL-Filter |
2004.3.19
今日は、ニコンD70の初テスト。いろいろな条件でD1Xと比較テストを試みたいところですが、生憎今日は充分な時間がとれません。そこで、一昨日撮影したルリハコベの花をもう一度狙ってみました。影像による比較というよりも、まずは操作感覚の確認といったところです。 |
2004.3.18
ニコンの新型レンズ交換式デジタル一眼レフD70がやってきました。まず、手にしてみての第一印象は、「軽い!小さい!」です。現在使用しているD1Xが1100gなのに対して、595gと半分近い重さ(軽さ?)なのですから、なおさら感じるのでしょう。 |
![]() NikonD70&D1X Canon Powershot G2 |
![]() ルリハコベの花 NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 PL-Filter |
2004.3.17
先週末の山原(やんばる=沖縄本島北部)では、全く天気に恵まれませんでしたが、帰ってきた翌日から晴天続きです。全く皮肉なものです。 |
2004.3.16
新緑に輝く山原(やんばる=沖縄本島北部)の森。スダジイ、オキナワウラジロガシやタブノキなどが優占樹種の森の山並は、明るい黄色から深い緑までのグラデーションに覆われています。そのような森の樹冠部に、一際明るい色の塊が混ざって見えます。これが、その白い塊の正体、クロバイの花です。こんな純白の花に、「黒」という命名されているのが、ちょっと不思議な気がします。 |
![]() クロバイの花 NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED |