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左上:このクラシックカメラは、1936(あるいは1935)年発売の「ハンザキヤノン」。国産初のライカ型カメラでボディはキヤノン製、レンズと距離計はニコン製と、今ではとても考えられないジョイント。ライカのパテントに抵触しないように採用した苦肉のポップアップ式のファインダから、「びっくり箱」のニックネームもある。

右上:「ヒカゲヘゴ」は木生のシダで、樹高10m近くにも生長する。そのヤシの木を思わせる樹形は、亜熱帯の雰囲気を演出してくれる。

左中:「辺戸岬(へどみさき)」は沖縄本島最北端の景色。かつてこの北側の与論島との間に国境が存在したことも・・・

左下:「ヤンバルクイナ」は1981年に沖縄本島北部(通称やんばる)で発見された、飛べないことで有名な鳥。日中は地上で活動し、夜間は樹上に登って眠るといった奇妙な習性をもつ。国指定天然記念物

中下:「オオゴマダラ」は日本最大のチョウで、はねを広げると幅15cm近くにもなる。青空をバックにしたその優雅な飛び方は、南の島のゆったりとした時間の流れにとても似合っている。

右下:「クロイワトカゲモドキ」は原始的なヤモリの仲間だが、指に吸盤の役目をする器官がなく高い処は苦手。沖縄県指定天然記念物

トップタイトルの左下のイラストは、ヤンバルテナガコガネの雄成虫。1983年に山原(やんばる)で発見された日本最大の甲虫。雄の体長は最大で65mm。和名の由来の長い前脚は90mm近くにもなる。国指定天然記念物

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