南島漂流記
2008年7月前
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2008.7.15
今回の3泊4日の西表島ロケが終了しました。前回の10日間のロケに比べると、日数的には短いものでしたが、内容は濃密でした。島に着いた直後から島を離れるまで、早朝から夜まで、いろいろな場所で撮影をしました。 |
![]() 月と夕焼け Ricoh GX200 |
![]() ヤシ川河口 Ricoh GX200 |
2008.7.14
ニッパヤシの撮影のために訪れたのはヤシ川という、西表島西部の船浦湾に注ぎ込む小さな川です。干潮のときに歩いても行けないことはありませんが、重い撮影機材を担いでは、余り気乗りがしない行程です。 |
2008.7.13
以前から、西表島の船浦湾には、マングローブ植物の一種ニッパヤシの群落があって、国の天然記念物に指定されていることを知っていました。しかし、一度もその場所を訪れたことはありませんでした。
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![]() ニッパヤシ Ricoh GX200 |
![]() 水納島 Ricoh GX200 |
2008.7.12
今日から再び、西表島です。那覇空港を離陸した便は、ほぼ30分後に水納島(みんなじま)が見えてきました。実は、水納島は沖縄県内に2つあります。ひとつは、この宮古島沖にあるもの。もうひとつは、沖縄本島本部半島の沖にあるものです。前者は、面積約2.5平方キロで人口6人。後者は同0.6平方キロで人口60人。 |
2008.7.10
昨年の大型台風直撃の影響だろうと思われるものは少なくありません。例年、7月上旬には満開を迎え、朝の川面に落花が覆い尽くすサガリバナの花も、やっと開花し始めたばかりといった印象です。 |
![]() サガリバナ Ricoh GX200 Speedlight |
![]() アコウ巨木 Ricoh GX200 |
2008.7.9
今回の西表ロケで、最初に足を伸ばしたのは、ある林道の途中に聳えるアコウの巨木です。なかなかよい雰囲気で亜熱帯の森に伸びる印象的な存在です。今回の企画でも、ちょっと象徴的なシーンに登場して貰う為にクレーン撮影を予定しています。 |
2008.7.8
昨秋は、クロマダラソテツシジミの大発生がニュースになりました。今年も、沖縄本島で発生しているとの情報は耳にしましたが、自分自身での確認はしていないままでした。 |
![]() クロマダラソテツシジミ Ricoh GX200 Speedlight |
![]() 夕暮れ Ricoh GX200 |
2008.7.6
今回の10日間の西表島ロケが終わり、帰途に着きました。20分遅れで石垣空港を離陸した機窓からは、日没直前の夕陽が美しく輝いていました。海面には、石垣島最北端の平久保崎がシルエットになっていました。 |
2008.7.5
琉球列島に分布するモリバッタは、とても興味深い生き物です。島毎に亜種に分かれていてるのですが、明らかに色彩や模様が異なります。このように、島毎に種や亜種に分化している生物は少なくないのですが、一目瞭然の違いを持った例と言うと、実は稀なのです。 |
![]() イリオモテモリバッタ Ricoh GX200 ISO400 |
![]() ヤエヤマツダナナフシ幼虫 Ricoh GX200 TC-1 Speedlight |
2008.7.4
久しぶりにヤエヤマツダナナフシを探してみました。やや潮が満ちた時刻だったので、海岸線からではなく堤防の上から、アダンの茂みを探してみました。実は昨夜も短時間、探してみたのですが、見つからず、やはり海岸線に降りなければ難しいのだろうと諦めました。 |
2008.7.3
夜、海岸線の湿地で被写体を探していると、熟したアダンの実を多い尽くすような蛾の集団を見つけました。甲虫の集団ならばよく見る光景ですが、これだけの蛾の集団は初めて見ました。 |
![]() アダンの実に集まった蛾 Ricoh GX200 Speedlight |
![]() ハナノミの一種 Ricoh GX200 Speedlight |
2008.7.2
マングローブ林の中で、ヒルギモドキの花を撮影していると、そこでハナノミが盛んに、蜜か花粉を食べていました。 |
2008.7.1
エダナナフシのペアを見つけました。夕暮れどきの林道で、逆光状態だったので、ストロボを発光させました。このような微妙な光線状態では、自然光とストロボ光のレベルを独立して制御出来ることはとても便利です。 |
![]() エダナナフシの一種 Ricoh GX200 Speedlight |