南島漂流記
2007年10月後
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2007.10.28
冬嫌いの身にとっては、認めたくないのですが、日に日に秋らしさが深まっているのは確実です。今日も、散歩の途中で、出始めたばかりのススキの花穂を見掛けました。ちょうど夕方の逆光気味の斜光に照らされて、何とも言えないよい雰囲気を感じました。 |
![]() ススキ Ricoh Caplio R7 |
![]() 台風余波 Ricoh Caplio R7 |
2007.10.26
昨日から風が強いと思っていたら、今日、大東島近海で台風20号が発生しました。やはり今日は、昨日にも増して、風が強いのを感じます。こんな日は、昆虫などの小動物の撮影は、全くのお手上げです。 |
2007.10.24
イネ科植物の葉裏に、エダナナフシが静止していました。まるで、何の疑問もなく安心しきった様子なので、「それはちょっと違うだろ?」と、レンズを向けた途端、「サボってたのばれた?」とばかりに移動を始めました。 |
![]() エダナナフシの一種 Ricoh Caplio R7 |
![]() シマツユクサ Ricoh Caplio R7 |
2007.10.22
琉球列島に分布している固有の植物には、よく「シマ」と付けられることが多いようです。このシマツユクサもそのひとつですが、どうも他の「シマ」の付く植物とは印象が違います。 |
2007.10.21
今では、ほぼデジタルカメラがフィルムカメラに置き換わっています。かつてデジタルカメラがフィルムカメラに性能的に劣っていた時代の延長でしょうか、デジタルカメラは画素数を増やす方向に機能を求め続けています。 |
![]() タイワンハネナガイナゴ Ricoh Caplio GX100 Gyorome-8 Speedlight |
![]() ツマグロヒョウモン Ricoh Caplio R7 |
2007.10.20
目の前にツマグロヒョウモンの雄が飛んできて、眠りに着きました。ここは不思議な場所です。まだ、陽が残っているのに、昆虫がやって来て、眠りに着くのです。10月10日のクロスジスズバチもそうでした。 |
2007.10.19
昨日撮影したルリタテハですが、さらに高倍率撮影したハイビジョン映像を再生してみたら、意外なことに気付きました。複眼の表面に剛毛が密生しているのです。 |
![]() ルリタテハ Sony HVR-V1J |
![]() ルリタテハ Ricoh Caplio GX100 Speedlight |
2007.10.18
あまりに逃げないので、次に狙ったのが頭部のアップです。頭部で最も目立つのが複眼ですが、さすが同じタテハチョウ科だけあって、8月2日に紹介したコノハチョウの複眼の模様によく似ています。 |
2007.10.18
ルリタテハという蝶は、夕暮れ時になると地表に近い場所で、よく占有行動を採っているところを見掛けます。日中はどちらかというと、採餌行動に熱心な印象があります。 |
![]() ルリタテハ Ricoh Caplio GX100 |
![]() オオゲジ Ricoh Caplio R7 Speedlight |
2007.10.17
久しぶりにオオゲジを見ました。何処にも損傷のない、完璧な個体のようです。この長いたくさんの脚を持つ体でどのように脱皮するのか、一度見てみたい気がします。 |
2007.10.16 山原(やんばる=沖縄本島北部)に新しい林道が開通しました。わずか2kmの短いルートですが、幅員も3mというものです。これは、幅員3m以下の道路には環境アセスが不要という理由だそうです。しかし、実際に通行してみると、切り立った法面の中を縫うように走っている状況、これで伐採用の車両は通行可能なのでしょうか?
このような環境にどのような生物が生息しているかを確かめようと日中と夜間に走ってみました。まず、日中に周囲の環境を確認し、夜間に夜行性動物の活動状況を観察しようとしたころ、いきなり林道の入口でヤンバルクイナのペアに遭遇しました。工事期間中の影響によって生息場所を変えることなく、この場に定着していることに安心した反面、これから林道開設によって、さらに環境が悪化していくことが心配です。
ヤンバルクイナ
NikonD200 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED Speedlight