南島漂流記
2004年1月前
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2004.1.14
昨日はかなり冷え込みましたが、今日は青空とともに暑い冬が戻ってきました。日中、車に乗っていても、渋滞に巻き込まれると、ついエアコンをONにしたくなります。 |
咲き始めたカエンカズラの花 NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 |
ニセダイコンアブラムシ有翅虫 NikonD1X AI Nikkor28/2.8s Bellows Speedlight |
2004.1.13
昨夜から今日にかけて、今週のTVのためのビデオ編集をしました。その中に使う予定だったアブラムシ(アリマキ)の映像が、思っていたよりも風によるブレがひどかったので、急遽撮影しなおしました。運良く数日前、事務所の駐車場脇に数本生えているカラシナに、アブラムシが付いていたのを覚えていたのです。 |
2004.1.11
沖縄本島北部の宜名真(ぎなま)でほぼ半日狙っていたのが、この寄生バエの産卵行動です。もう今から10年以上前に、この場所で銀塩(フィルム)カメラで撮影し、科学朝日の巻頭に掲載された、印象深い被写体です。ホヒゲハリバエの一種、恐らくリュウキュウホオヒゲハリバエという種です。 |
産卵しようとするホオヒゲハリバエの一種 NikonD1X Sigma 105/2.8Macro Speedlight |
色付いたセンダンの実 NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED PL-Filter |
2004.1.11
今日は午前中から約6時間、沖縄本島最北端に近い宜名真(ぎなま)の旧国道58号線沿いで撮影をしました。国道58号線と言えば、沖縄最長の幹線道路なのですが、この部分だけはやっと車が擦れ違える程度の急な坂です。センターラインもなければ、幅員も一定ではなく、坂の頂上付近には岩がそびえ立っていて、かつてはよくそれが崩れて通行止めになっていました。今では、その下の海岸線沿いに、沖縄本島で最も長い宜名真トンネルが出来、ここはのどかな農道といった風情です。 |
2004.1.10
昨日に続いての山原(やんばる=沖縄本島北部)通いです。もう、夜暗くなってから到着したので、まずは山の中の灯火巡りです。1月とは言え、夜の山の中でもコーデュロイのシャツ1枚で過ごせる程の暖かさなので、きっと灯火には昆虫が飛来しているだろうと思って探したところ、すぐに10種程のガに出会うことが出来ました。 |
ハマキガの一種? NikonD1X Sigma105/2.8Macro Speedlight |
実をたわわに着けたイイギリ NikonD1X Nikkor70-300/4-5.6ED PL-Filter |
2004.1.9
カンヒザクラの花を撮影した後、やや離れた場所でこのイイギリの木を見つけました。山際に沈もうとする夕陽の斜光でも受けていれば、もっと背景の緑から浮き上がったかもしれませんが、ちょっと見つけるのが遅かったようです。しかしそれを差し引いても、肉眼で見る限りは、とても美しい光景でした。 |
2004.1.9
沖縄本島北部の本部半島に、午後少しだけ足を伸してみました。今帰仁村の乙羽岳の山頂広場に植えられたカンヒザクラが、数本の株で開花し始めていました。遠方は霞みがかかり、決して快晴という天気ではなかったのですが、そのちょっとパステル調の青空と桜の花の色が、巧く調和しているように感じました。 |
咲き始めたカンヒザクラ NikonD1X Nikkor70-300/4-5.6ED PL-Filter |
甘露を集めるアシナガキアリ NikonD1X Sigma105/2.8Macro X1.4Telecon Speedlight |
2004.1.8
一昨日、虫探しをしたガジュマルの生垣を再び訪れました。長さ5、60m程の生垣なのですが、一往復すると、結構な種類の昆虫が見られます。一昨日のハラビロカマキリの幼虫も、ほぼ同じ場所にいましたし、やはりそのとき見つけたスキバドクガの蛹から羽化したばかりの雌成虫もいました。 |
2004.1.7
道路脇の植え込みでトウワタの花を見つけました。和名のとおり、実が綿花のようにはじけるのが特徴です。ランタナの花と同じような、オレンジと黄色の細かく組み合わさった構造の花は、個人的にとても好きです。 |
トウワタの花 NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 |
ハラビロカマキリ幼虫 NikonD1X DX AF Fisheye Nikkor10.5/2.8 Speedlight |
2004.1.6
今年初めての沖縄からの南島漂流記です。明後日のテレビ用のビデオ編集を始めたところ、必ずあると信じていたある昆虫の映像がないのに気付き慌てました。図鑑によると12月まで成虫の見られる種類なので、暖冬ならばまだ間に合うかもしれないと、早速事務所近くの琉球大学構内へ探しに行きました。ガジュマルの生垣を小一時間探しましたが、生憎目的の昆虫は探し出すことは出来ませんでした。その代わりに5、6種類の昆虫に出会いました。そのひとつが、このハラビロカマキリの幼虫です。 |
2004.1.4
昨日に続いて東京の実家の庭にやって来た野鳥です。今日は、その中で最も数も多く、力も強いヒヨドリです。メジロなどが餌を食べていても、一蹴して餌場を横取りしてしまいます。太刀打ち出来ない相手としたら、余程気紛れにやってくるカラスくらいでしょうか?かつては、モズがさらに威勢よかったのですが、最近実家の庭では見掛けません。 |
ミカンにやって来たヒヨドリ NikonD1X Nikkor-Q Auto135/2.8 |
ミカンを食べに来たメジロ NikonD1X Nikkor-Q Auto135/2.8 |
2004.1.3
季節柄、東京の実家は全国からの果物の到来物で賑わっています。食べる速度に追い付かず、どうしても傷んでしまうものもあります。そのような果物を庭先の枝に差しておくと、野鳥がやってきます。そのほとんどがヒヨドリですが、ときにはメジロやその他の野鳥も混ざって訪れます。 |
2004.1.2
昨日に続いて、東京の実家の庭木の映像です。庭の片隅に高く生長したミモザの木があります。3月にもなると鮮やかな黄色の小さな花を、枝全体に着ける春の花です。しかし、この最も気温の下がる季節に、枝々には既に黄色く色付いた蕾をたくさん準備しているのです。特に、朝陽を背後から受けると、その黄色い蕾の部分だけが、浮き上がるように輝きます。麗らかな春の陽気の下、ミモザの花が満開になる光景が今から想像出来るようです。 |
蕾の色付くミモザの枝 NikonD1X Sigma105/2.8Macro EX |
ロウバイの花 NikonD1X Sigma18-50/3.5-5.6 Speedlight |
2004.1.1
昨年に続いて、東京でスタートを切った2004年の「南島漂流記」です。昨年の東京は、2日、3日と雪が降りましたが、今年は燦々と陽が降り注ぎ、とても暖かい陽気に恵まれています。 |