南島漂流記
2002年5月
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2002.5.29
10数年ぶりに、ノグチゲラの子育てシーンを撮影しました。数日をかけて徐々に撮影地点を巣に接近させましたが、最終的にも10m以上の距離がありました。この撮影距離ですと、無理してスチル写真で狙うよりもビデオ撮影向きだと判断し、4日間で60分テープを6本程回しました。 |
![]() ノグチゲラの♀親と雛 NikonD1X VR Nikkor80-400/4.5-5.6 |
![]() 水場のセマルハコガメ Nikon D1X Sigma16/2.8 Fisheye |
2002.5.19
今回の撮影の目的はこのセマルハコガメでした。国内では、石垣島と西表島だけに生息しています。現在はバタグールガメ科という扱いですが、かつてはヌマガメ科に分類されていました。ところが、沖縄本島などに生息するリュウキュウヤマガメと同様に、ほとんど陸上生活に適応して、水の中に入ることはほとんどありません。繁殖に関しても、特に水場を必要とせずに、却って雨が降ると産卵行動が抑制されるほどです。 |
2002.5.17
今回の西表島での宿泊は、この島で最も古い宿「竹盛旅館」さんです。24年前に初めて西表島を訪れたときもご厄介になったのを覚えています。その当時、木造で一階の屋根は茅葺きでしたが、それから何度か改装され、今ではとても近代的で快適な宿に変わっています。 |
![]() ノコギリガザミ NikonD1X Sigma20/1.8 |
![]() ユツン三段の滝 NikonD1X VR Nikkor 80-400/4.5-5.6ED |
2002.5.17
梅雨入りしてからも少雨傾向の続いている沖縄地方です。確かに西表島でも、森の中も乾燥していて、いつもは嫌と言う程寄って来る蚊も少ないほどです。 |
2002.5.16
「掲示板」でも触れている6月6日に創刊される『週刊・日本の天然記念物』からの撮影依頼で、西表島で撮影をしています。その撮影の合間に見つけたのが、このヘリジロツケオグモです。 |
![]() 獲物を待ち伏せるヘリジロツケオグモ NikonD1X Sigma105/2.8 Macro Speedlight |
![]() 吸水するアオスジアゲハ NikonD1X VR Nikkor80-400/4-5.6ED Speedlight |
2002.5.10
沖縄・奄美地方の梅雨入り宣言がありました。ほぼ平年なみの入梅ですが、今日の天気は積乱雲が多いものの、時折初夏のような太陽が顔出すといった、あまり梅雨らしくない初日となりました。県内のダムの平均貯水率が50パーセント近くまで下がっているので、空梅雨だけにはなってほしくないものです。 |