南島漂流記
2006年10月前
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渓流環境
Ricoh Caplio500Gwide Wide-conversion Lens
2006.10.15

 久しぶりの半水面写真を撮ってみました。以前から、この半水面写真には憧れていたのですが、水中と地上の両方にピントの合う機材はかなり高価なため、なかなか実現出来ませんでした。それが、今では防水型のコンパクトデジカメで撮影出来るようになりました。しかも、この機種には22mm相当の超広角レンズに出来るワイドコンバージョンレンズもあるので便利です。
 しかし、このような写真を撮影して残念なのは、沖縄の河川には大型の淡水魚が生息していないのです。ヨシノボリの仲間が数種類と、河川によっては、放流されたリュウキュウアユが見られるだけです。ここに遡上するサケの集団でもいれば、迫力あるのですが・・・

2006.10.15

 山原(やんばる=沖縄本島北部)では、サキシマフヨウの花が満開になりつつあります。11月いっぱいは、楽しませてくれるでしょう。
 以前は、白い花が多くピンク色の花の咲く株は少なかったのですが、どうもピンク色の花が目立つように感じます。何故でしょう?
 今日、もうひとつ気付いたことがあります。これまで、サキシマフヨウの花を撮るときは、当たり前のように花の正面からレンズを向けていました。ところが、今日は手の届く範囲に余りよい花がなく、花の裏側から狙ってみました。それが意外にいい感じなんですね。


サキシマフヨウ
Ricoh Caplio 500Gwide


オオシマゼミ?クロイワツクツク?
Ricoh Caplio 500GwideSpeedlight
2006.10.14

 秋が深まりつつあるかと思えば、夜の森ではまだセミの羽化が見られます。オオシマゼミとクロイワツクツクは、11月いっぱい活動しますから、当然と言えば当然なのですが。
 ただ、このセミがオオシマゼミなのかクロイワツクツクなのか判断が付き兼ねます。通常でも雌は同定が難しい2種ですが、まだ色が薄い状態ではなおさらです。では、この場所では、昼間どちらの種が鳴いているかによって判断すればよいのですが、実はこの場所では最近2種が混在して鳴いているのです。

2006.10.14

 フィールドワークでは、まだまだ汗が滴り落ちて、暑い季節が続いています。朝夕の涼しさや、太陽の位置が傾いてきたことには、既に秋を感じていましたが、今週は秋の深まりを認識することがいくつもありました。
 あちらこちらからサシバの物悲しげな鳴き声が聞こえてきます。そして、ススキの花穂が一斉に出始めました。イイギリの実も急に赤く色づき目に付くようになりました。やがて、フィールドワークでも汗をかくこともなくなるのでしょうね。


ススキ
Ricoh Caplio500Gwide Wide-convesion Lens


パパイヤ
Ricoh Caplio R5
2006.10.13

 このところ好天が続いています。今日の夕暮れも美しい斜光に照らされて、普段見慣れている光景が何処かドラマチックに見えます。
 事務所の玄関から見下ろす階下の植物もいつもとは違った存在のようです。いつの間にか、たわわに実を着けたパパイヤにも改めて驚きました。いつもの光線状態では、これ程の実が着いていたのに気付きませんでした。
 パパイヤは台風にとても弱い植物です。今の時期、このようにたくさんの実を着けているということは、今シーズン如何に沖縄本島地方に台風の影響が少なかったかを物語っています。昨年も同じだったと記憶しています。どうもここ数年、発達した台風が先島諸島方面ばかりに接近する傾向を感じます。単なる偶然ならよいのですが。

2006.10.9

 沖縄本島でも北部にはイグサを栽培する水田があります。かつては、結構な面積を占めていたのですが、最近はほんの一角に残る程度です。ここにも中国産の影響が出ているのでしょうか。
 イグサ自体には興味ないのですが、栽培されている水田は、野鳥や水生昆虫の格好の観察ポイントのためときどき覗いてみるのです。今日も久しぶりに足を運ぶと、そこには白い花が咲き乱れていました。これまで、イグサ自体に目を向けたことはほとんどなかったのですが、ちょっと意外な光景でした。


イグサ
Ricoh Caplio R5


マダラコオロギ
NikonD200 Minsector IVcaa Speedlight
2006.10.8

 翅の黄色と暗褐色のまだら模様が目に付きますが、正面から見た顔もなかなか印象的です。ちょっと愛嬌があるというか、ちょい悪というか、一癖ありそうなイメージです。
 森の中に暮らす、こんなキャラクターを撮影するには、虫の眼レンズが向いているのではないかと思い、久しぶりに取り出してみました。ちょっとご無沙汰だったので、最初は操作の勘が戻りませんでしたが、次第に感触を思い出し、独特の映像空間を楽しめました。これからまた、登場頻度が増えるかもしれません。

2006.10.8

 山原(やんばる=沖縄本島北部)では、マダラコオロギの姿が目に付くようになってきました。木の幹やクワズイモの葉などに集合しています。
 日中からこのように目に付く場所に集合するコオロギも珍しいと思いますが、実はコオロギ科ではなくマツムシ科の昆虫なのです。と言っても、マツムシも日中からこのような集団になるイメージはありませんから、やはり不思議な昆虫です。
 コオロギにしろマツムシにしろ、このように集合して一斉に鳴いたら、さぞ賑やかなことだと思うのですが、マダラコオロギは「ジッ」「ジジッ」と小さな声で鳴くだけなので、鳴いているのか鳴いていないのか判らないような存在なのです。見た目はちょっと派手な印象ですが、鳴く虫としては、地味な存在と言えます。


マダラコオロギ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED Speedlight


コガタスズメバチ
Ricoh Caplio R5 Speedlight
2006.10.7

 チョウの姿の全く見られないニトベカズラの花ですが、近づいてみるとハチやアブのなかまは無数に見られます。
 最も多く見られるのはセイヨウミツバチですが、意外にも多く訪れるのはコガタスズメバチです。ちょうど近くに巣でもあるのかもしれません。
 獰猛なイメージのコガタスズメバチとこのような美しい花との組み合わせも意外な気もします。しかし考えてみると、コガタスズメバチは、いろいろな花や樹液にやって来ているのをよく見掛けますから、あるいはこれが普通の姿なのかもしれませんね。

2006.10.7

 お気に入りの花の中でもベスト3に入るニトベカズラの花が秋の満開を迎えています。年に数度開花のピークがあるようですが、久しぶりにこのような状態を見たように感じます。
 いつだったでしょうか、満開のニトベカズラに無数のチョウが群れているのを目撃したのが忘れられません。例年夏は花も少なく、色も褪せてしまいますから、真夏を前にした季節だったのでしょうか。
 こんな満開のニトベカズラにチョウ1匹やってこないのは、単に季節だけの問題でしょうか?あるいは、異様に昆虫の姿の少ない今年の秋に関係があるのでしょうか?


ニトベカズラ
Ricoh Caplio R5


ミドリグンバイウンカ
Ricoh Caplio R5
2006.10.6

 体長5mm程で保護色をしているので、普段あまり気付かない存在ですが、個体数は少なくないようです。今日は珍しくレンズを向ける機会がありました。
 撮影した画像を拡大再生してみて、頭部と胸部に水色とオレンジ色のストライプが走っているのに気付きました。これまで、全身緑一色だと思っていたので、ちょっと驚きでした。
 そういえば、オキナワテングスケバも同じ場所に同じような模様があります。これには、どのような意味があるのでしょうか?単なる偶然とは思えないのですが。

2006.10.5

 突然、風が強まり台風の接近のようです。気象情報を見ると、台風16号の外側の雲が、沖縄本島に掛かっているようです。まぁ、大した影響はないようです。
 この強風で破れてしまったのでしょうか、1匹のチブサトゲグモが、不安定な網の上で揺られていました。それにしても、今年の秋は昆虫の姿が少な過ぎます。例年ならば今頃は夏枯れから脱して、3回目の昆虫の出現のピークを迎えている季節なのですが。
 ここ数年は、大型台風は先島諸島に向かい、沖縄本島地方は大きな影響を受けていないのに、どうしたことでしょうか。


チブサトゲグモ
Ricoh Caplio R5 Speedlight


秋の夕暮れ
Ricoh Caplio R5
2006.10.3

 一昨日の沖縄本島は、夏雲が広がっていましたが、今日は朝からの雨。夕方からは陽射しも戻りましたが、薄らと色づいた夕暮れの空は、どう見ても秋の空そのものでした。
 一昨日も書きましたように、夏は大好きですが冬は嫌いです。春と秋は過ごしやすいよい季節なのですが、秋はその先に冬があるために何処か寂しさを感じます。反対に夏の序章の春は、希望膨らむ季節です。
 真冬の寒い季節に生まれたのなら冬好きになってもよいのですが、実際はその逆です。特に寒い朝に生まれたのが、災いしているのかもしれません。まぁ、これも性格と言ってしまえば、そのとおりなのですが。

2006.10.1

 朝夕めっきり秋めいてきましたが、今日の日中山原(やんばる=沖縄本島北部)に向かう道の彼方には、正真正銘の夏の雲が聳えていました。
 しかし、いくら去りいく夏を惜しんでも戻ってこないのと同じように、いくら車で夏雲を追い掛けても、真夏の森に辿り着くことはありません。
 夏好きで冬嫌いの戯言ですね・・・


夏雲
Ricoh Caplio R4

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