南島漂流記
2006年9月前
>戻る


リュウキュウヒメジャノメ
Ricoh Caplio R5
2006.9.15

 さて、リコーキャプリオR5の初使用です。まず、724万画素による解像度の高さが印象的です。しかし、当然のことながらこれまでよりも、ピント合わせと手ブレには、より慎重さが必要とされます。
 R3からR4への変更点はごくわずかでしたが、今回のR5はデザイン、レイアウト上もいくつかの変化が見られます。それらの変更による操作上の戸惑いもあるのですが、慣れるまでの少しの辛抱でしょう。

2006.9.15

 日頃愛用しているリコーキャプリオRシリーズの新機種R5が本日発売になりました。基本的には、R4、R3と同様にコンパクトなボディに28〜200mm相当のズームレンズを内蔵し、ブレ防止機能も装備されています。そして1cmマクロ機能が何と言っても威力を発揮します。
 前機種R4からの主な改良点は、CCDが604万画素から724万画素に、背面液晶モニターが15万画素から23万画素にスペックアップされたこと。高感度ノイズの軽減などが主な改良点ですが、データ転送がこれまでのUSB1.1からUSB2.0に改良されたのも個人的には大きく評価したいところです。さて、実写における実力が今から楽しみです。


Ricoh Caplio R5 R4 R3
Ricoh Caplio500Gwide


ナンバンギセル
Ricoh Caplio R4
2006.9.11

 やはり山原(やんばる=沖縄本島北部)で、次第に目に付くようになってきたのが、ナンバンギセルの花です。
 ススキの根に寄生するために葉はありません。寄生植物というと、ちょっと気味の悪い印象もありますが、このナンバンギセルの花はなかなか美しい存在に映ります。
 ススキもナンバンギセルも山原の在来種ですが、やはり幾ばくかの問題も感じます。ススキは元々山奥では、あまり多くなかったようです。それが、林道沿いに次第に山奥にまで入り込んで繁茂しているとも言われます。そのススキに寄生したナンバンギセルも、林道という存在と共に増えたのかもしれません。

2006.9.10

 今の季節、山原(やんばる=沖縄本島北部)の林道で満開のときを迎えているハシカンボクです。これは、昨日のハギと違って在来種です。なかなか可憐な花だと思うのですが、ハギの代わりにはならないのでしょうか。もちろん、種子の入手、発芽率、着生率などさまざまな問題はあるでしょう。
 もちろんハシカンボクではなくてもよいのです。沖縄の林道工事では、その地域に元々ある植物を利用出来ないのでしょうか。山原の林道で咲き誇るハギやコスモスを見る度にそう思うのです。


ハシカンボク
Ricoh Caplio R4


ハギ
Ricoh Caplio R4
2006.9.9

 今、山原(やんばる=沖縄本島北部)では、ハギの花が満開です。ふっと目にすれば奇麗な光景なのですが、ハギは元々沖縄には自生しない植物です。林道開設工事の際に、剥き出しになった法面に種子を吹き付けるのに使われたものです。
 以前にも同じことを書きましたが、どうも動物の移動に比べて植物の移動は規制が甘過ぎるように感じます。いえ、海外のカブトムシなどが容易に手に入るのですから、動物も充分に甘いですね。

2006.9.9

 今日はショッキングなニュースを目にしました。ヤンバルクイナの生息数が推定717個体にまで減少しているというのです。85年には1800±300羽と推定されていますから、3分の1近くにまで減少してしまったことになります。間もなく発見から25周年を迎えますが、あまりにも急激な減少で、このままでは最悪の事態が懸念されます。
 このような数値を聞くまでもなく、実際のフィールドでも確実に数を減らしていることを感じます。かつて80年代には、一晩で11羽のヤンバルクイナを目撃したことがありますが、最近ではせいぜい1、2羽、あるいは全く見つからないことも珍しくありません。それが、今晩は5羽ものヤンバルクイナに出逢うことが出来ました。何年ぶりのことでしょうか?こんなニュースの流れた晩に皮肉なことです。
 5羽のうちの1羽は、まだ幼さの残る今年生まれた若鳥のようです。寿命まで生き長らえて、何とか個体数を維持して欲しいものです。


ヤンバルクイナ
NikonD200 VR Nikkor80-400/4.5-5.6ED Speedlight


ホソヒラタアブ
Ricoh Caplio R4 Speedlight
2006.9.6

 今回の東京滞在も、今日が最終日。東京は未だ厳しい残暑ですが、最初の最終日は雨になりました。それでもまだ気温が高いので、かなりの蒸し暑さです。雨の合間を縫って、昆虫たちの活動も活発です。
 このホソヒラタアブも、昨日のツマグロオオヨコバイに負けない小さな昆虫です。しかも、よく飛び回るので、撮影の難易度はこちらのほうが上でしょう。昨日は悪態もつきましたが、これだけシャープな写真が容易に撮れるのは、やはり便利な時代ですね。

2006.9.5

 東京での夏というと、このツマグロオオヨコバイが忘れられません。今日も実家の庭仕事をしていると数えきれない程の姿に出会しました。
 今から35年程前に昆虫の接写を始めた頃は、格好の被写体とばかりに度々レンズを向けたものでした。体長1cm前後の昆虫を画面一杯にシャープに撮影するだけでもいろいろとくふうをしなければならなかった時代です。しかも高いカラーリバーサルフィルムや現像代を気にしながらの撮影でした。それが今やフィルムを使わずに、コンパクトカメラの手持ちで簡単に撮影出来てしまうのです。凄い時代になったと同時に、詰らない時代になったものです。


ツマグロオオヨコバイ
Ricoh Caplio R4


秋空
Ricoh Caplio R4
2006.9.4

 日中、新宿に出ました。ビルの谷間から見上げた空は、晴れているのにすっかり秋の様相でした。気温はまだ高く、厳しい残暑の毎日ですが、やはり秋はもうそこまで忍び寄っているのですね。
 沖縄はまだまだ夏が続くと思いますが、それでもやはり夏のピークは過ぎ、何れ秋が忍び寄ってくるのでしょうね。

2006.9.3

 ところが、アブラゼミもひとたび鳴き声を発すると、やはりリュウキュウアブラゼミとは全くの別種であることを認識させられます。全く違った鳴き方なのです。
 東京などに分布するアブラゼミは、その和名の由来のとおりに油を搾るが如く「ジ〜」と連続して長く鳴きます。一方のリュウキュウアブラゼミは「ジジジジッ」と短く鳴いたかと思うとすぐに飛び立ち、また別の場所で「ジジジジッ」と鳴くことの繰り返しなのです。姿はそっくりでも、ここまで鳴き方が異なるとちょっと不思議に感じられます。


アブラゼミ
Ricoh Caplio R4 Speedlight


アブラゼミ
Ricoh Caplio R4
2006.9.2

 昨日から久しぶりの東京です。1週間足らずの滞在ですが、流石にまだ東京も暑い毎日です。朝早くからツクツクボウシ、ミンミンゼミが鳴き始めます。どれも沖縄では見られない、聞かれないセミたちなので、最初は物珍しさもあるのですが、次第に残暑を演出し過ぎではないかと、うんざりしてきます。
 そんな東京のセミの中で、アブラゼミだけは沖縄のリュウキュウアブラゼミとそっくりな姿をしています。そして、そろそろシーズンも終わりなのか、あまり鳴き声を聞きません。ちょっとこの種類だけは特別な思いで見てしまいます。

>戻る