南島漂流記
2006年5月前
>戻る


テッポウユリ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED
2006.5.13

 調査した現場の岩場には、野生のテッポウユリの花が所々に見られました。現在では、テッポウユリはあらゆる場所で栽培され、大型の花の咲き誇る光景は壮観そのものです。
 一方で、このような場所で数株がひっそりと咲いているのもなかなか趣のあるものです。「やはり野におけ蓮華草」とは誰の句だったでしょうか?

2006.5.13

 昨年6月24日に紹介した、西表島の海岸にある不思議な岩。鉱物学が専門の85歳になる父が、是非その現場を調査し、サンプルを採集したいと言うので、現地まで足を伸ばしました。
 但し、この現場は普段はなかなか歩いては行けない海岸にあります。そこで、大潮の干潮を狙って日程を決めました。例年であれば既に梅雨入りをしている沖縄ですが、初夏を思わせる陽射しの下を歩き、現場に到着しました。最も奇麗な状態の岩からサンプリングするのは躊躇われるので、近くの小さな同じ状態の岩からサンプルを採集しました。
 父も大変満足だったようで、現地まで遠征した甲斐がありました。今後の分析により、この不思議な岩の詳しい生成過程が解明されるのが楽しみです。


不思議な岩の調査
Ricoh Caplio R4


コフキヒメイトトンボ未成熟雌
Ricoh Caplio R4
2006.5.11

 昨日は、コフキヒメイトトンボの未成熟雄を紹介しましたが、今日は未成熟な雌のほうです。これで、未成熟の雌雄と成熟雄を紹介したことになります。誰が見ても、未成熟雌が一番鮮やかなことは間違いないと思います。次いで鮮やかなのも、恐らく未成熟雄でしょう。そして最も地味なのが成熟雄。
 普通の感覚で考えるとこの逆だと思うのですが?コフキヒメイトトンボの雌って、若いときはとても派手好みで、大人になると渋い趣味に到達するのでしょうかねぇ?この仮説(?)を証明するには、あとひとつ残る成熟雌の姿を紹介しないとダメですね。

2006.5.10

 小型ハイビジョンカメラ用に組み上げた虫の眼レンズは結構コンパクトにまとめることが出来、しかもオートフォーカスでも使えるので、これから活躍しそうに思います。
 一方で困った面もあります。コンパクト性を追求したため逆像なのです。そこで、撮影時にカメラを逆さまにして使うことにしたのですが、この場合、撮影した映像は正像になっても、撮影時のファインダー像はそのままなのですね・・・
 さらに、軽いということはブレ易いのです。これまでの機種は適度な重さによって、却って安定していたことが改めて確認出来ました。
 とても便利な機能もあります。ハイビジョンカメラは静止画もシャープだとは聞いていましたが、この機種は撮影済みの画像を再生しながら、そこから静止画を切り出せるのです。これは、このようなWeb用途にはかなり重宝しそうです。


コフキヒメイトトンボ未成熟雄
Sony HDR-HC1 Minsector HDVIVab


SONY HDR-HC1+MinsectorHDVIVab
Ricoh Caplio R4
2006.5.9

 ハイビジョン環境の構築を進める毎日ですが、ひとつ悩んでいたのが、サブカメラの選択です。条件の悪い撮影では、必ずしも本体だけでも8kg前後、装備全体で30kg近くもあるメインカメラを使えるとは限りません。そのような状況では、もっと小型軽量な機種を使うことになりますが、その決定版という存在が見当たりませんでした。
 これまでは、DCR-VX2000あるいはDSR-PD170という機種を使ってきて、その後継機種に相当するものはあるのですが、これまでよりも大型化してしまい、メインカメラとの併用はちょっと辛いサイズになってしまったのです。その下の機種となると、かなり小型であるのはよいのですが、機能的にやや物足りない内容なのです。
 しかし、現実に入手可能な範囲でシステムを組まないことには仕事が出来ません。そこで、サブカメラには機能よりも小型軽量性を重視した機種を選んでみました。しかし、600g強の重さでハイビジョン規格の映像が撮れてしまうのですから、凄い時代になったものです。早速、この機種用の虫の眼レンズも組み上げて装着してみました。

2006.5.8

 4月18日に紹介したアメリカフウロの種子がたくさん爆ぜていました。こうして見ると、やはりゲンノショウコにそっくりですね。
 近くにはたくさんの株が繁茂し、植込みのかなりの部分に広がっていました。種子の段階でよく見るとなかなか面白い姿なのですが、花は小さな白い地味な存在です。と言うことは、きっと雑草扱いされるのでしょうね。


アメリカフウロ
Ricoh Caplio R4


コフキヒメイトトンボ未成熟雄
Ricoh Caplio R4
2006.5.7

 4月27日に成熟雄の姿を紹介しましたが、今日は成熟雄の姿は見当たりませんでした。ちょうど発生のサイクルの時期的なものなのでしょう。今日は、未成熟虫ばかりでした。
 雌の未成熟虫は鮮やか赤色、雄は尾端だけオレンジ色で胸部にはまだうっすらとしか白い粉を吹いていません。雌雄どちらも、未成熟段階のほうが鮮やかで美しく感じるのですが、成熟に伴って地味になるのは、やはり不思議な気がします。

2006.5.5

 一昨日までいた山原(やんばる=沖縄本島北部)で撮影したものです。撮影したときはそれ程の被写体にも思えず、3カットシャッターを押しただけでした。その場で画像も確認したのですが、やはりそれ以上のものには見えなかったのです。
 ところが、事務所に戻ってPowerBookに取り込んでモニタで確認すると、意外に奇麗な水滴の並びと網の底にいるクモまでしかっりと写っているのに驚きました。そこで今になってアップしてみた次第です。


サラグモの一種
Ricoh Caplio R4


リュウキュウハグロトンボ雌
Ricoh Caplio R4
2006.5.3

 今年の春は昆虫の出現が遅い遅いと思っていたのですが、何時の間にか、いつもの季節と同じ顔ぶれが揃ってきました。
 このリュウキュウハグロトンボもいつものように、渓流沿いの林道でその美しい体色を輝かせています。このレンズを向けた1匹の雌の翅には白い汚れがいくつも付いています。私にとっては今年出始めのリュウキュウハグロトンボですが、1匹1匹のトンボにとってみれば、早い遅いにかかわらず厳しい自然界での生活は既に始まっているのですね。

2006.5.3

 今日はやっと山原の空に晴れ間が戻ってきました。とはいっても、何処か霞が掛かっていて、カラっとした青空ではないのですが。
 そんな久しぶりに晴れ間の戻った山原の林道を車を走らせていると、アカメガシワの葉の上にキラっと光る2匹の昆虫が見えました。車を停めて見ると、それは求愛行動をするナナホシキンカメムシのペアでした。
 盛んに雌を追い掛けては触角で触れて求愛する雄は、ときどき頭を葉に擦り付けて、尾端を空中に高く上げる行動を見せます。まるで一生懸命雌に「お願いします」と言っているかのようです。ナナホシキンカメムシは、これまでにも度々レンズを向けてきた昆虫ですが、このように面白い行動は初めて見ました。


ナナホシキンカメムシ
NikonD200 MinsectorIVca Speedlight


ハ  イ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED
2006.5.2

 まだときどき雨の落ちる夜の林道を走っていると、路上に小型の1匹の蛇が見えました。この季節になれば、蛇は決して珍しい存在ではありませんが、何となく予感がして引き返してみると、それはコブラの仲間のハイでした。とても鮮やかな体色をした、神経毒を持った毒蛇です。
 個体数はとても少なく数年に一度出逢うか否かの希少種です。ところが、この数時間後再び、別のハイに出逢ったのです。もちろんこのような出来事は長い山原通いの中でも初めてのことです。
 しかし残念ながら、そのチャンスは最大限活かすことは出来ませんでした。すぐにハイは落ち葉の中に潜ってしまい、なかなか頭を見せてくれないのです。代わりに最も鮮やかな尾端を撮影してみました。

2006.5.2

 今日も一日、雨が降ったりやんだり。それでも、雨の合間を縫って撮影をしたのですが、その映像はもう梅雨の季節に入ったもののようです。
 今回のゴールデンウィークの狭間の山原行は、無駄足かと思ったのですが、夕暮れ間近になって水平線近くに茜色が広がりました。やっと天気が回復に向かい始めたようです。明日からは、ゴールデンウィーク後半に突入ですが、もう一日だけ撮影を続けようかと思います。


夕焼け
Ricoh caplio R4


イジュの蕾
Ricoh Caplio R4
2006.5.1

 ゴールデンウィークの谷間を狙って、久しぶりの山原(やんばる=沖縄本島北部)にやって来ました。しかし、天気予報に裏切られ、雨が降り続いています。もうこのまま梅雨入り宣言があっても不思議でないような空模様です。
 山原の梅雨を代表する花、イジュの蕾も膨らんできていました。やはり、沖縄の梅雨はそこまでやって来ているようです。

>戻る