南島漂流記
2006年4月前
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2006.4.15

 3月23日紹介した事務所裏にあるヤマモモの木ですが、正に実りのピークを迎えています。23日に紹介したときは、特に早めに熟した枝を選んで撮影したのですが、今はどの枝にも熟した実がたわわに着いています。
 ちょっと酸味があり、大きな種があるために、シマグワやキイチゴの実のほうが美味に感じるのですが、それでも何処か不思議な魅力があります。それは、野鳥にとっても同じことのようで、ヤエヤマシロガシラ、ズアカアオバト、メジロなどがひっきりなしに訪れることからも解ります。


ヤマモモ
Ricoh Caplio R4


クロボシセセリ
Ricoh Caplio R4
2006.4.13

 冬に見られなかった昆虫の姿も、少しずつ見掛けるようになってきました。今日、目に付いたのは、このクロボシセセリ。
 元々は沖縄には分布していなかった種ですが、1970年代にヤシの苗木に着いて沖縄に侵入したと言われています。沖縄は地理的条件から、このような侵入種が多いのですが、そのすべてが定着出来るわけでもありません。しかし、このクロボシセセリは、侵入後完全に定着し安定した発生を続けているようです。
 このように定着した理由として、食樹がヤシ類のために、幼虫期の餌資源での競合種が少ないことがあるでしょう。また、成虫の吸蜜源は充分にあるでしょうから、これも問題にならないはずです。このような理由から古くからの土着種のような印象を持つのかもしれません。

2006.4.11

 かつての勤務先だった琉球大学の資料館に、ハブが生態展示してあります。沖縄の危険動物の象徴という意味合いもあるでしょうし、最近は本当に希少動物になりつつあります。
 以前は、撮影のために毎週のように山原(やんばる=沖縄本島北部)の森に通っていると、年間に20匹前後のハブに出遭いました。しかし、最近では通う頻度が落ちた所為もありますが、年に数匹程度しか遭遇しません。もちろん非常に危険な生物ですから、遭わないで済むに越したことはないのですが、ここまで数が減ると却って心配です。


ハブ
Ricoh Caplio R4


ウスカワマイマイ
Ricoh Caplio R4
2006.4.11

 今日は朝から激しい雷雨に見舞われました。春の嵐といったところでしょう。午後遅い時間になり、やっと雨も上がったので、外に出てみました。
 モモタマナの木の根元には、オオコウモリに食べられた沢山の実が落ちていました。その実のひとつ上に1匹のウスカワマイマイがいました。
 実の皮の腐植質を食べているのでしょうか?それとも、単に移動途中なのでしょうか?

2006.4.9

 どうも今年の春は天候が不純ですが、やはり確実に春に進んでいるようです。急にデイゴの花が綻び始めました。
 最初は、車を走らせながら道路脇の木が数本、わずかに花を見せ始めているのに気付いたのですが、那覇市内のある木は既に7割程度の開花となっているのを見つけました。
 そしてそのすぐ隣にはキバナセンナの黄色い花もほぼ満開となっていて、曇り空の下でも強いコントラストを放っていました。


デイゴとキバナセンナ
Ricoh Caplio R4


琉球新麺おんな味
Ricoh Caplio R4
2006.4.8

 琉球新麺と銘打ったこの店は、おんな味と呼ばれる塩味とおとこ味と呼ばれるトンコツ味のラーメンがあります。おんな味のほうが人気があるようで、私も好みもこちらです。具に昆布の細切りと冬瓜の角煮が使われているのが沖縄的です。
 店の名の「通堂(とんどう)」は、かつて那覇市の海沿いにあった古い町名です。それに合わせてか、店の造りもレトロテイストなのが凝っているところです。

2006.4.8

 大きな仕事も終わり、やっと時間的な余裕が出来ました。もっとも、この仕事が終わるまで、延ばし延ばしにしていた仕事が控えているので、束の間の休息なのですが。
 好天の一日だったので、夕方、近くにあるラーメン店まで歩いて行ってみました。そこでビールを呑み、ひと時の開放感を楽しんできました。この店は、ラーメンの味もさることながら、大根の甘酢浸けとモヤシのキムチ浸けが置いてあって、食べ放題なのです。ビールのつまみにもぴったりですし、呑まないときも、注文の品が出て来るまでのよい繋ぎになります。
 事務所からちょうどよい距離にあるのですが、事務所から伸びる長い下り坂の下にあるのです。帰りの上りのダラダラ坂は、千鳥足にはちょっと辛いのが玉に瑕なのですが・・・


ちょっと一杯
Ricoh Caplio R4


カタバミとルリハコベ
Ricoh Caplio R4
2006.4.8

 昨日に引き続き、このような写真を撮影してみました。どちらも路傍の草花と呼ぶに相応しい存在です。ちょうど、黄色いカタバミの花と紫色のルリハコベの補色どうしが巧い具合に混ざり合って、ちょっとよい雰囲気だったのです。
 それにしても、もう4月中旬ですが、どうも昆虫の出現が遅いように感じます。今日も快晴の一日ですが、あまり気温が上がりませんでした。そろそろ暑さを感じても不思議ではない季節なのですが。

2006.4.7

 一週間ぶりに戻った沖縄は、一日、一日と春らしくなっているようです。亜熱帯の沖縄で、春らしさを見つけるのは、温帯程容易ではありません。春だけに咲く花もそう多くはありません。
 しかし、昨日車のウィンドウから一瞬見えた光景は、確かに春が感じられました。
 好天に恵まれた今日の日中、同じ場所を訪れてみました。そこには、ムラサキカタバミの花が塊を成していました。冬にも見られる花には違いませんが、これだけの数が揃うのは、やはり春以外の何ものでもありません。車の停め難い場所でしたが、もう一度訪ねてみてよかったと思います。


ムラサキカタバミ
Ricoh Caplio R4


ヤエザクラ蕾
Ricoh Caplio R4 Speedlight
2006.4.5

 今日は今回の東京滞在の最終日。生憎の雨降りです。間もなく花が終わろうとしてるソメイヨシノの木は、実家の庭にはありませんが、代わりにヤエザクラの老木が1本あります。満開になると、球形を成すように花が着きなかなか見応えがあります。
 やや膨らんできたものの、まだ固い蕾ばかりと思っていたものが、低いところに着いている蕾は、早くも綻び始めているのに気付きました。例年ですと、ソメイヨシノよりも一カ月遅れの開花なのですが、今年はかなり早くなるのかもしれません。 

2006.4.3

 今晩は、カメラメーカーの方との会食でした。その席で、酒の肴代わりにズーム改造マクロレンズをお見せしたのです。暗い宴席のために適当なモデルも見当たらず、皿の上の甘エビの頭にレンズを向けてみました。
 その画像の質感が、想像以上に柔らかく、滑らかで改めて、この改造マクロレンズの実力を再確認することになりました。このところ、すっかり虫の眼レンズを多用する日々ですが、この改造マクロレンズも忘れずに使わなければと思ったのでした。


甘エビの頭
NikonD200 Original-MacroLensN281 Speedlight


ソメイヨシノ
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED
2006.4.3

 昨日の雨は上がり、快晴となったのですが、今日は突風が吹き荒れる一日となりました。一部では、列車運行にも影響が出た程のようです。
 雨に続く強風で満開のソメイヨシノは急激に散り始めています。その桜吹雪の様子を撮影しようと思ったのですが、余りの風の強さに、枝を離れた花びらは、一瞬にして吹き飛ばされてしまい、とてもハラハラと散る花吹雪にはならないのです。
 手前のブレている枝と、枝の先端は花が疎らになっていること以外、快晴の青空の下に咲く桜にしか見えないですね・・・

2006.4.2

 チョウの生態温室というのは、実に贅沢な空間です。外がどのような天候であっても、温室内はいつも一定の温度に保たれ、強い風も吹きません。
 そして不思議なことに、中を舞うチョウたちは、野生のものに比べて、ほとんど人の存在を意識していないように感じます。つまり、警戒心が薄いのです。ですから、容易に昆虫の生態写真を写すことが出来ます。ちょっと望遠系のレンズで背景をボカせば、もうそれが温室の中であることを忘れてしまうかのような映像が得られます。


リュウキュウアサギマダラ
Ricoh Caplio R4 Speedlight


ぐんま昆虫の森・生態温室
NikonD200 MinsectorVca SpeedlightX2
2006.4.2

 今日は、昨年一年間かけて撮影したビデオ作品の納品も終わり、その納品先の「ぐんま昆虫の森」へご挨拶に伺いました。
 帰りの列車を待つ間、巨大な生態温室を見学させて頂きました。春休みの日曜日ということもあり、子ども達の歓声の響く温室の中では、外の雨を他所に、たくさんのチョウが舞っていました。
 そのようなチョウの中で、やはりひと際目を引くのは、日本最大種のオオゴマダラです。そのオオゴマダラに、持参した虫の眼レンズを向けてみました。オオゴマダラの黒い翅脈と温室の鉄鋼がちょっと面白い組合わせとなりました。

2006.4.1

 都内のソメイヨシノの満開と重なった週末、桜の名所周辺は、何処も込み合っていました。午前中は、新宿御苑のすぐ近くにある会社に用事があったのですが、最寄り駅のホームは乗降客でごった返していました。夕方、世田谷区の姉の家に向かう途中でも、桜並木のある通りは、いつもよりも渋滞が目立ちました。
 昨日は快晴の一日でしたが、今日は曇天、そして明日の日曜日は雨天との予報です。せっかくの桜の満開が週末と重なったのに、空模様には恵まれないようです。


桜並木
NikonD200 VR Nikkor18-200/3.5-5.6ED

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