南島漂流記
2005年12月前
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カバタテハ
Ricoh Caplio R3
2005.12.14

 「ぐんま昆虫の森」の生態温室の中には、たくさんの種類の南国のチョウが舞っています。その中でちょっと意外だったのが、このカバタテハです。
 元々、国内には定着していない種類ですが、ここしばらく西表島で発生を繰り返していました。ところが、最近、急に姿を見なくなってしまいました。それが、西表島の環境を再現した温室内では、元気な姿をまだ見せているのです。
 真冬の群馬県で南国のチョウが乱舞する光景を見るだけでも贅沢なことですが、実際の西表島では既に見られない種類にまで接することが出来るのは、また別な意味で貴重な体験です。

2005.12.14

 今日は打ち合わせのために、桐生市にある「ぐんま昆虫の森」に初めてお邪魔しました。その一角にある生態温室の中には、一年中南国のチョウが舞っています。そして高低差を誇る内部には、西表島ゲーダ川中流にある滝が再現されています。
 実際のゲーダ川の滝を見るには、かなり歩き難い渓流を1時間半程歩かなければなりません。また、温室内の滝には吊り橋が掛かり、眼前に観察することが出来ますが、実際の滝をこのように観察することはまず不可能です。温室内には、驚く程の密度で南国のチョウが乱舞していますし、実際の西表島の環境を、現実以上に濃密に体験することが出来ます。これは、西表島を度々訪れている私にとっても、かなり贅沢なことです。


ゲーダの滝?!
Ricoh Caplio R3


ミモザ
Ricoh Caplio R3
2005.12.13

 昨日に続いて、今朝も快晴です。ちょうど部屋の雨戸を開けると、正面にミモザの木が伸びています。それが、朝の逆光に照らされて、とても奇麗なのです。
 思わず、手許ののカメラの望遠端で1枚シャッターを切りました。それにしても、春に満開になるのに、今頃から既に蕾にこれだけ花の色が出始めているのには、驚きます。

2005.12.12

 今晩は、西表の宿で知り合った方と、小さな忘年会。人数は少なくても、その内容は豪華!メニューは焼き肉なのですが、正直言って、こんな豪勢な焼き肉体験は初めてでした。
 あの薄い肉をチマチマと焼き続けるイメージとは別世界の、いろいろな部位の極上品を少しずつというのが、また嬉しいですね。タレも、濃厚ニンニクの安っぽい味とはかけ離れた、せっかくの素材の味を殺さない好ましい味でした。焼き肉を食べているはずが、網焼きステーキを食べているような光景が目の前にありました。いやいや、お誘い頂いて、ありがとうございました。


これから焼かれる肉
Ricoh GR Digital


新宿センタービル39階から
Ricoh Caplio R3
2005.12.12

 昨日の東京は、初雪がちらついたりしましたが、今日はまた快晴に恵まれました。午後、父の御伴で、新宿高層ビル街にある会社に伺いました。その窓からの眺めがなかなかの物でした。
 いろいろな建物が混ざり合い、その構成要素のひとつひとつを見ていると、全く飽きないのです。ふっと、「これは沖縄の亜熱帯林に似ているな」と感じました。人工物と自然物、全く相対するものですが、亜熱帯林は、単独樹種によってではなく、本当に多様な樹種によって構成されていて、そのひとつひとつの樹の姿を見ていると、時間の経つのを忘れてしまいます。
 大都会のど真ん中で、このような観察をするとは思ってませんでした。これは、帰宅後デジカメ画像でも、さらに楽しめました。そのためには、かなりシャープな画像でないと楽しくありませんが、ちょうどこのレンズの得意とする壷に嵌まった画像となったようです。

2005.12.10

 さすがに東京は寒く感じられます。それでも、探せば昆虫はまだまだいるものです。夏には、そこかしこの木で見られたツマグロオオヨコバイも、探せば、まだ見つけることが出来ます。
 中学、高校時代に散々撮影の相手をしてもらったのですが、冬場はいないだろうという先入観から、探しもしなかったのです。ところが、最近、成虫でも越冬することを知り、探してみたのです。すると、意外と奇麗な姿の虫を見つけました。ただ、やはり寒さの所為か、動きは鈍く、かなり近づいて撮影しても逃げません。撮影は暑い季節よりも楽でしたが、やはり元気いっぱで、すぐ逃げてしまうツマグロヨコバイのほうが好きです。


ツマグロオオヨコバイ
Ricoh Caplio R3 Speedlight


忘年会
Ricoh GR Digital
2005.12.9

 毎年恒例の年末の忘年会の梯子をしに上京しました。そして今晩は、その初っ端です。私も契約して頂いている写真エージェンシー主催の宴です。インターネットの発達した現在、地方に住んでいても充分に仕事は成り立つのですが、やはりときには直接お会いするのも、またよいものです。
 乾杯前から、人気メニューのタラバガニの前に陣取っている、ちょっと意地汚なさを感じる写真かもしれませんね。しかし、この後、いろいろな方とご挨拶を交わしているうちに、タラバガニを食べ損ねてしまったのです・・・来年こそ!

2005.12.8

 好天の下、公園の池ではカメたちが甲羅干しをしていました。目を細め、如何にも気持ち良さそうな日向ぼっこに映ります。この光景を見ていて、気になったことがあります。ほとんどのカメが、写真のように後肢を持ち上げているのです。ちょっと不安定で疲れそうなポーズですが、どのような意味があるのでしょう?
 まさか、満遍なく焼きたいからでもないでしょうし、いつも水に浸かって水虫に罹った脚を、日光消毒しているわけでもないでしょうし、ちょっと不思議なポーズです。
 今日の写真は2枚とも、200mmの望遠端での撮影。使用しているカメラのファームウェアをバージョンアップしてから、確かに望遠側でのフォーカスが向上しているのを感じます。


ミシシッピアカミミガメ
Ricoh Caplio R3


サトウキビ花穂
Ricoh Caplio R3
2005.12.8

 今日は久しぶりの快晴に恵まれました。その爽やかな陽射しに照らされて、この時期映えるのが、サトウキビの花穂です。ついこの前、出始めたと思っていたのが、もう八重山でも沖縄本島でも、すっかり最盛期を迎えています。
 このサトウキビの花穂の写真というは、見た目は奇麗でも、結構撮影条件が難しいのです。まず、最近はサトウキビ栽培が退潮傾向で、しっかり管理された畑が少なく、奇麗に一面同じ高さで穂が並ぶことがあまりないのです。また、沖縄の冬は晴れる日が少なく、北風が強いのも条件を悪くしています。そして、光線の向きが重要なのです。順光で撮ると、えんじ色がかって、あまり奇麗にみえません。逆光気味の条件だと、ちょうど銀色に輝くように見えるのですが、今日の光線はちょっと逆光過ぎたかもしれません。

2005.12.6

 那覇の放送局に明後日の番組で使う素材映像を届けた帰路、車窓から虹が見えるのに気付きました。最初は薄っり、次第にハッキリと長く見えるようになりました。
 意外に七色すべてがよく見える虹だったのですが、冬の夕暮れの虹というものは、ちょっと寂しげなものですね。局で、気に掛かることを聞いた直後だったので、余計にそう感じられたのかもしれません。



Ricoh Caplio R3


ツワブキの花とハエ
Ricoh GR Digital
2005.12.6

 気温も低く北風も強い中、被写体の昆虫もあまり目に付きません。いえ、探せばいるのですが、あまり活動的ではありません。
 いつの間にか咲き出したツワブキの新鮮な花に、1匹のハエがいるのを見つけました。ただ、気温が低い所為か、あまり警戒心も感じられません。よく見ると、花粉を舐めてはいるのですが、何処か動きが緩慢です。レンズ先端に触れるくらいまで近寄っても、全く逃げる気配がありません。果たして、寒さに参っていたのでしょうか?あるは、食い意地の張ったハエだったのでしょうか?

2005.12.4

 ここ数日、冬には珍しい好天が続いていましたが、再び冬の天気に逆戻りです。昨夜半から本降りになり、明け方にはかなりの降りになっていました。
 朝になって外に出てみると、水溜まりの脇で1匹のトンボが命果ててました。気温が下がったために死んでしまったのでしょうか。あるいは、昨夜の強い雨で地上に落ちてしまったものでしょうか?何れにせよ、沖縄にも着実に冬本番が近づきつつあることだけは確かなようです。


土砂降の翌朝
Ricoh GR Digital


ホソアカトンボ
Ricoh GR Digital
2005.12.3

 今回の西表島でも、まだヤマネコの成果はあがっていません。ですが、昼間の撮影では予想外の成果があります。
 今日の昼間の成果は、このホソアカトンボ。国内では西表島、それもごく限られた場所でしか見られないトンボです。今年になって、1度だけ撮影する機会はありましたが、その後またすっかり御無沙汰でした。ところが、今日は相前後して3匹のホソアカトンボに出遭いました。
 遭遇した直後は、かなり神経質で、ちょっと動いただけで逃げてしまっていました。そのために、最初は離れた位置からビデオ撮影をしていましたが、次第に慣れてくると近寄っても逃げなくなり、最後は28mm相当画角のデジカメでアップで撮影することが出来ました。

2005.12.2

 今朝は、ヤマネコ情報を基に、刈取りの済んだ田圃に入ったところ、畦道に生えているヌマダイコンの花に、無数のスジグロカバマダラが群れていました。一箇所にこれだけの数がまとまっているのを見たのは、久しぶりだと思います。
 ちょうど逆光に照らされて、なかなか雰囲気があります。さすがに、西表島でも太陽があまり高く昇らず、それ程早起きしなくても、朝らしさを映像で感じられるのは嬉しいものです。
 昆虫の集団を、スチル写真で表現するのは意外と難しいものです。このような状況では、ビデオ撮影のほうが雰囲気が伝わります。最初は、離れた位置からビデオ撮影をし、その後、近寄ってスチル撮影をしました。すると、こんな求愛のシーンを写し取ることが出来ました。


スジグロカバマダラ
Ricoh GR Digital Wide-conversion Lens Speedlight


オオベンケイガニ
Ricoh Caplio R3 Speedlight
2005.12.1

 今日からまた西表島での生活です。早速、山の中に迷彩のブラインドを張って、ヤマネコの張り込みです。
 日没の時間も早くなり、真っ暗闇のブラインドの中で、待機する時間が長くなります。撮影用のブラインドは、床面がなく地面そのままで、四方に隙間があります。いつも、ハブやオオムカデなど危険生物の侵入が気に掛かります。何か、物音が聞こえると、すぐにライトで照らして確認します。今晩は、物音の先に照らし出されているのは、オオベンケイガニでした。
 照明を付けると逃げ出すのですが、何度も何度も性懲りなしに、入ってきます。なかなかヤマネコの出現に集中出来ない困り者なのですが、ハブが侵入してくることに比べれば、仕方ないですね。どうやら蟹穴の上にブラインドを張ってしまったようです。

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